研究期間 | 2020/4/1 - 2021/8/31 |
研究課題名 | 【終了】高齢者がん治療における機能評価スケールおよび介入プログラムの開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、医学、終了した研究クラスター、臨床、保健 |
SDGs | 3.保健 17.実施手段 |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 阿部 彰子(徳島大学病院、特任准教授) |
所属する研究者氏名 | 今井芳枝 (ストレス緩和ケア看護学分野・准教授) 湯浅将生 (診療放射線技術部門 主任診療放射線技師 診療放射線技師) 倉橋清衛 (大学院医歯薬学研究部 血液・内分泌代謝内科学 助教) 佐藤紀 (徳島大学病院 リハビリテーション部 特任講師) 加藤真介 (徳島大学病院 リハビリテーション部 教授) 生島仁史 (放射線治療学 教授) 近藤和也 (臨床腫瘍医療学分野・教授) 西村正人 (産科婦人科 准教授) |
研究概要 | 現在、日本の高齢者人口は3588万人と過去最高となり、高齢化率は28.4%と世界一の高齢化社会である。男女別にみると女性ではさらに高く、女性人口の31.3%が高齢者である。超高齢化社会を迎える我が国では、高齢がん患者に対して適切な医療戦略の個別化が喫緊の課題となっている。高齢がん患者は、臓器機能障害や併存症を有している頻度が高く、重篤な有害事象が生じやすいが、個体差が大きい。このため、高齢者がん治療においてのエンドポイントは、生存期間だけではなく、身体機能・認知機能も含め複合的に評価することが重要である。 女性特有のがんである子宮頸がんにおいて、日本ではワクチンの普及がすすんでおらず、今後も患者数は増え続けることが予想されている。徳島県では子宮頸がんの根治的放射線治療は徳島大学病院でのみ実施可能なため、徳島県下の多くの高齢子宮頸がん患者は大学病院で診断治療を行っている。また、子宮頸がんの高齢患者では数ヶ月間の入院治療を要することが多く、これまで認知症発症増悪やADL低下を来たし、治療に伴うQOL低下を認めてきた。 そこで、本研究クラスターでは、「老齢期がん治療」について、適切な高齢者機能評価スケールおよび、効率的な介入プログラム開発を目標とする。これにより、身体機能の維持、介護予防などにつながり、社会および福祉行政への貢献も期待できる。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 阿部彰子 研究総括、研究の推進 今井芳枝 機能評価スケールの検証 湯浅将生 筋肉量による生体機能測定評価解析 倉橋清衛 インピーダンス法を用いた生体機能測定評価解析 佐藤紀 リハビリテーションプログラムの開発・検証 加藤真介 リハビリテーションプログラムの開発・検証 生島仁史 スーパーバイザー 近藤和也 スーパーバイザー 西村正人 スーパーバイザー |