徳島大学の研究特集

統合的がん研究創薬クラスター〜多段階発がん関連分子を標的とした中分子創薬の開発〜

研究期間 2020/4/1 - 2023/3/31
研究課題名 統合的がん研究創薬クラスター〜多段階発がん関連分子を標的とした中分子創薬の開発〜
カテゴリー 研究クラスター一覧指定クラスター医学基礎薬学創薬バイオ生物ゲノム
SDGs 3.保健 8.成長・雇用 9.イノベーション
クラスター長氏名 片桐 豊雅(先端酵素学研究所、ゲノム制御学分野、教授)
所属する研究者氏名 吉丸哲郎(先端酵素学研究所・准教授)
松下洋輔(先端酵素学研究所・助教)
佐々木卓也(医歯薬学研究部・教授)
坂根亜由子(医歯薬学研究部・准教授)
大高章(医歯薬学研究部・教授)
南川典昭(医歯薬学研究部・教授)
小暮健太朗(医歯薬学研究部・教授)
石田竜弘(医歯薬学研究部・教授)
研究概要

がんは複数のゲノム・エピゲノム異常の蓄積によって多段階に発生、進展する。しかし、各過程の異常がどのように関与して悪性化するかは不明である。本研究では、オミックス解析・分子イメージングを通じて、発がん・進展の各過程に関与する異常遺伝子やその遺伝子産物を同定し、それらの各過程における分子間コミュニケーションを通じた悪性進展化機構の解明、さらに、タンパク相互作用や核酸を標的とした中分子創薬展開を目指す。本研究の目的を達成するために、各班員の専門領域を活す、横断的な研究体制を構築している。分子腫瘍学・生化学の専門家が、次世代シーケンス解析や網羅的遺伝子発現解析、プロテオミクス解析などの包括的オミックス解析を通じたがん発症、進展、がん浸潤・転移過程に関連する分子の同定から、機能解析を通じたタンパク質標的機能や標的となる構造探索を担当し、各班員が解析した分子のコミュニケーションを証明することで、多段階の悪性化の分子機構の全容の統合的な解明を目指す。さらに、創薬の観点から、薬学領域の専門家が、創薬展開のパートとして、中分子創薬にフォーカスした合成展開・デザイン、がん・ウイルス関連創薬や実用的送達システム構築、経皮・経口投与技術の開発を進める。特に、本研究は、重点クラスターとしての過去3年にわたって進めてきた「多施設多領域連携体制の確立による研究の推進」と「若手研究者の育成」の継続的展開に加えて、これまでの成果に基づいたハイインパクト論文の発表、大型研究の獲得、創薬シーズ知財取得といった成果から、ライセンスアウトを目指した創薬開発といった研究成果の実装化を目指す。

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。

研究者の役割分担 吉丸哲郎(先端酵素学研究所・准教授):関連分子機能解析・PPI阻害剤開発
松下洋輔(先端酵素学研究所・助教):ゲノム・エピゲノムの解析
佐々木卓也(医歯薬学研究部・教授):がん増殖・転移に関与する小胞輸送の制御機構の解析
坂根亜由子(医歯薬学研究部・准教授):がん増殖・転移に関与する小胞輸送の制御機構の解析
大高章(医歯薬学研究部・教授):中分子創薬_合成展開・デザイン
南川典昭(医歯薬学研究部・教授):中分子創薬_がん・ウイルス関連創薬
小暮健太朗(医歯薬学研究部・教授):中分子創薬_実用的送達システム構築
石田竜弘(医歯薬学研究部・教授):中分子創薬_経皮・経口投与技術の開発
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