徳島大学の研究特集

【終了】大気圧非平衡空気プラズマ照射による環境中微生物に対する制御技術の基盤確立

研究期間 2020/4/1 - 2023/3/31
研究課題名 【終了】大気圧非平衡空気プラズマ照射による環境中微生物に対する制御技術の基盤確立
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター終了した研究クラスター工学電気電子バイオ農学生物栄養
SDGs 6.水・衛生 9.イノベーション
応募課題
クラスター長氏名 粟飯原 睦美(大学院社会産業理工学研究部、生物資源産業学域、助教)
所属する研究者氏名 川上烈生(大学院社会産業理工学研究部 理工学域)
白井昭博(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域)
宮脇克行(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域)
研究概要

安全な空気・食品・水の供給は人々の健康維持に必須である.医療技術や衛生管理技術が高度に発達した現代社会においても,環境由来微生物による感染症や食中毒は依然として発生し時に大きな脅威となっている.感染症の原因となる環境中微生物を制御するために,申請者が開発した大気圧非平衡空気プラズマジェット技術を利用した新たな不活化技術の開発に取り組んでいる.大気圧非平衡空気プラズマジェットの利点は,⑴ 活性酸素種(reactive oxygen species: ROS)の産生に富みメチレンブルーを顕著に短時間で脱色可能である。つまり環境中微生物に対する不活化効果が期待できる.さらに,(2) 既存のプラズマ発生装置と異なりHe等の高価な希ガスを使用せず,空気ガスを使用するため費用対効果が高い.そこで本研究では,大気圧非平衡空気プラズマジェット照射により様々な環境中微生物の不活化効果について系統的に明らかにし,そのメカニズム機構の解析を行い新たな微生物不活化技術の基盤を確立することを目的とする.

研究概要図


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研究者の役割分担 粟飯原睦美: 研究統括,栄養細菌不活化試験と評価
川上烈生:  副クラスター長,大気圧非平衡空気プラズマジェット生成と分析,実用化に向けた大型化システム開発
白井昭博:  枯草菌芽胞の調製と枯草菌芽胞に対する不活化力の評価
宮脇克行:  植物栽培養液の分析,実用化に向けた大型化装置開発
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