研究期間 | 2021/4/1 - 2024/3/31 |
研究課題名 | 【終了】セラノスティクスの実現に向けた薬剤開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、医学、終了した研究クラスター、基礎、臨床、薬学、工学、光応用、バイオ、バイオ、理学、化学 |
SDGs | 3.保健 9.イノベーション |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 八木下 史敏(大学院社会産業理工学研究部、理工学域 応用化学系、准教授) |
所属する研究者氏名 | 高山 哲治(大学院医歯薬学研究部 医学域 教授) 六車 直樹(大学院医歯薬学研究部 医学域 准教授) 難波 康祐(大学院医歯薬学研究部 薬学域 教授) 今田 泰嗣(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 教授) 荒川 幸弘(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 准教授) 八木下 史敏(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 准教授) 長宗 秀明(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 教授) 田端 厚之(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 講師) 高成 広起(ポストLEDフォトニクス研究所 特任講師) 長谷 栄治(ポストLEDフォトニクス研究所 特任助教) 鈴木 昭浩(ポストLEDフォトニクス研究所 特任研究員) 加治佐 平(東洋大学 大学院学際・融合科学研究科バイオ・ナノサイエンス融合専攻 特任准教授) |
研究概要 | 光線力学療法(Photodynamic Therapy; PDT)は、がん細胞に集積した光感受性物質(光増感剤)に光を照射することで局所的に光化学反応を引き起こし、がんを死滅させる優れた医療技術であり、外科手術などと比較して、生体への負荷が少ない低侵襲な治療法である。既に臨床応用されている光増感色素が知られてるが、いくつかの課題が残されており、新規PDT薬剤開発を含む新たな光治療技術の開発研究が精力的に行われている。一方、がんにおいて、診断(Diagnostics)と治療(Therapy)の標的は同一であり、分子イメージング診断から分子標的治療までの一連の医療行為を効率的に行うことで様々なメリットが期待できる。このような診断と治療を一体化した医療技術はセラノスティクス(Theranostics = Therapy + Diagnostics)と呼ばれており、従来の医療と比べると、治療の効率化や低コスト化、また患者の生活の質(Quality of life; QOL)の向上が期待できることから注目されている。 本研究クラスターでは、医学、生物学、光学、及び有機化学分野からなる学際的研究体制を構築し、セラノスティクスの実現を目的とした薬剤開発に取り組むことで、がん治療におけるQOL向上を目指した新しい光治療法の社会実装を推進する。特に、生体透過性が高く、生体への負荷が少ない近赤外線に応答して機能を発現できる高付加価値な蛍光色素を開発する。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 高山 哲治:In vivoでの機能検証 六車 直樹:In vivoでの機能検証 難波 康祐:薬剤の開発 今田 泰嗣:薬剤の開発 荒川 幸弘:薬剤の開発 八木下 史敏:研究統括・薬剤の開発 長宗 秀明:In vitroでの機能検証 田端 厚之:In vitroでの機能検証 高成 広起:In vitroでの機能検証 長谷 栄治:分光分析 鈴木 昭浩:In vitroでの機能検証 加治佐 平:分光分析 |