研究期間 | 2022/10/20 - 2024/9/30 |
研究課題名 | 【終了】無機固体蛍光体材料を用いた紫外光波長同定ミニ分光器及び紫外線可視カメラの開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、医学、終了した研究クラスター、基礎、工学、機械、光応用、材料 |
SDGs | 3.保健 6.水・衛生 9.イノベーション |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 光工学 |
クラスター長氏名 | 大石 昌嗣(大学院社会産業理工学研究部、理工学域、准教授) |
所属する研究者氏名 | 大石 昌嗣(徳島大学大学院社会産業理工学研究部機械科学系・准教授・電気化学,無機固体材料,分光測定) 江本 顕雄(徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所・特任准教授・電子デバイス,電子機器) 森賀 俊広(徳島大学大学院社会産業理工学研究部応用化学系・教授・無機材料化学) 八木下 史敏(徳島大学大学院社会産業理工学研究部応用化学系・准教授・光化学) 中西 昭博(大学院先端技術科学教育部・物質生命システム工学専攻・博士課程)うずしおスカラー 曽我部 樹(大学院創成科学研究科・理工学専攻・機械科学コース・博士前期課程) |
研究概要 | 紫外線の有効利用の一つとして深紫外線照射による殺菌作用や表面消毒などが挙げられる.これは280 nm以下の波長をもつ紫外線(UVC),なかでも265 nm程度の紫外線が細菌・ウイルスなどのDNAに直接作用して破壊できるためであり,そのUVCに対応する波長のみを識別し,可視化する技術が望まれている.我々は,紫外線励起により発光する無機固体酸化物蛍光体を用いることでUV波長を同定することが可能であることを見出した.そこで新規無機固体蛍光体材料を紫外線波長同定素子として用いたミニ分光器を作製し,紫外線波長の可視化装置としての機能を確認及び評価する.また高精度カメラとして紫外光を用いたカメラは光強度の強弱を可視化することしかできない(波長同定ができない)モノクロカメラであるが,本技術を用いることでカラー紫外線カメラを実現する.本研究は,ミッション実現クラスター(光工学)と融合することで,機械,応用化学,光化学の融合による研究開発を実施することで,無機固体蛍光体材料を用いた紫外線波長可視化技術の社会実装を目指す。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 大石 昌嗣:紫外線波長同定素子の開発. 江本 顕雄:紫外光の波長同定可能カメラの開発. 森賀 俊広:無機固体蛍光体の分光光度評価. 八木下 史敏:無機固体蛍光体の発光特性評価. 中西 昭博:検出素子の発光特性評価. 曽我部 樹:無機固体材料の合成,検出素子の作製. |