徳島大学の研究特集

テラヘルツ波と近赤外光を併用したインフラ構造物の点検・診断システムの開発

研究期間 2022/10/20 - 2025/3/31
研究課題名 テラヘルツ波と近赤外光を併用したインフラ構造物の点検・診断システムの開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター工学建設光応用
SDGs 11.都市
応募課題

光工学

クラスター長氏名 上田 隆雄(大学院社会産業理工学研究部、理工学域、教授)
所属する研究者氏名 時実 悠(pLED 次世代光研究部門・講師・テラヘルツ)
研究概要

国内外でインフラ構造物の老朽化や劣化が進行し,死傷者を伴う大きな事故も発生している。このようなインフラ構造物の持続性確保のために,効率的な点検・診断手法の確立が急務である。特にコンクリート構造物は,劣化状態の把握と高精度な劣化予測のために,コンクリート表面および内部の含水状態と塩分含有状態の把握が重要となる。本研究では,波長の異なる電磁波であるテラヘルツ波と近赤外光を併用して,巨大なインフラ構造物から劣化可能性の高い部位を迅速に抽出するとともに,コンクリート内部の劣化因子である塩分と水分の分布を現場で把握することのできる,全く新しい点検・診断システムの開発を目指す。本テーマはミッション実現クラスター「シームレスな光イノベーションを創出する次世代光技術」の研究と連携しながら検討を進める。

研究概要図


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研究者の役割分担 上田 隆雄:研究の総括,近赤外光測定
時実 悠:テラヘルツ波測定
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