徳島大学の研究特集

UV光によるウイルス不活化表面皮膜の実現

研究期間 2022/10/20 - 2025/3/31
研究課題名 UV光によるウイルス不活化表面皮膜の実現
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター医学保健工学光応用材料
SDGs 3.保健 6.水・衛生 9.イノベーション
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

光工学

クラスター長氏名 原口 雅宣(ポストLEDフォトニクス研究所、副研究責任者、教授)
所属する研究者氏名 岡本 敏弘(ポストLEDフォトニクス研究所・准教授・メタマテリアル)
山口 堅三(ポストLEDフォトニクス研究所・准教授・ナノ光学)
榎本 崇宏 (大学院社会産業理工学研究部・理工学域・准教授・生体工学)
芥川 正武 (大学院社会産業理工学研究部・理工学域・講師・生体工学)
直井 美貴(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・教授・ナノ物性工学)
高島 祐介(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・助教・ナノ構造電子素子)
高橋 章 (大学院医歯薬学研究部・医学域・教授・光生物学,栄養代謝)
馬渡 一諭(大学院医歯薬学研究部・医学域・講師・光微生物学,健康科学)
上番増 喬(大学院医歯薬学研究部・医学域・助教・光微生物制御,栄養学)
渡辺 智貴(大学院 先端技術科学教育・博士後期課程)【ひかりフェローシップ】
石田 快(大学院 医科栄養学研究部・博士後期課程)【うずしお】
研究概要

紫外線による殺菌は,反射・散乱した紫外線が人体に悪影響を及ぼすため,その利用条件が限定されている.そこで,紫外線LED照射によって殺菌能・ウイルス不活化能を有しながら,空間へ反射・散乱する紫外線強度が極めて小さく,また,実用に適した耐摩擦性などの機能性を有する特殊な薄膜構造を実現する.

そのために,局所的な光強度増強を行う光アンテナ機能を有する金属ナノ構造体と殺菌能を有する光触媒材料,それらへ外部への光漏出を抑えつ紫外光を伝える誘電体構造とを組み合わせた薄膜構造を殺菌・ウイルス不活化用に最適化し,高い殺菌・不活化効果を持ちながら人体への安全性と経済合理性の高い特殊表面を追求する.

研究概要図


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研究者の役割分担 原口 雅宣:研究統括,構造設計
岡本 敏弘:光学的評価,作製法構築
山口 堅三:構造評価,薄膜作製
榎本 崇宏:LED照射系構築
芥川 正武:LED制御系構築
直井 美貴:ナノ構造体設計最適化
高島 祐介:薄膜構造作製
渡辺 智貴:試料作製プロセス最適化
高橋 章:細菌・ウイルス制御実験結果解析
馬渡 一諭:細菌・ウイルス制御実験系の構築
上番増 喬:細菌・ウイルス制御実験
石田 快:ウイルス精製
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