研究期間 | 2022/10/20 - 2025/3/31 |
研究課題名 | 次世代光による深部散乱現象を利用した非破壊検査技術の実現 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、医学、基礎、工学、建設、光応用、材料、バイオ、食品 |
SDGs | 9.イノベーション 11.都市 12.生産・消費 |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 光工学 |
クラスター長氏名 | 江本 顕雄(ポストLEDフォトニクス研究所、次世代光研究部門、特任准教授) |
所属する研究者氏名 | 伊藤 伸一(大学院社会産業理工学研究部・知能情報系・講師) 石川 真志(大学院社会産業理工学研究部・機械科学系・講師) 時実 悠(ポストLEDフォトニクス研究所・次世代光研究部門・講師) 長谷 栄治(ポストLEDフォトニクス研究所・医光融合研究部門・特任助教) |
研究概要 | 本研究では、脳の血流を計測するために利用される深部散乱現象を、不透明媒体の非破壊検査技術として高度に応用するための基礎研究を実施する。これに基づき、非破壊検査技術が望まれている、構造物・樹脂製品・生体・食品といった分野への応用を目指す。 我々は昨年度、電機メーカーとの共同研究で、対象物に光を照射し、深部散乱によって戻ってきた光を取得することで、多層構造内部を撮影することに成功した。最大の特徴は、散乱光を用いている為、対象物の片面にのみアクセスできれば、内部構造を検査できる点にある。この原理を、パルスレーザーやTHz波と組み合わせることで、高度な非破壊検査が実現できる可能性があり、これを追究して社会実装を目指す。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 江本 顕雄:偏光利用計測・樹脂材料計測 伊藤 伸一:生体計測・解析 石川 真志:構造物非破壊検査 時実 悠:パルス光・THz波領域非破壊検査 長谷 栄治:顕微散乱光イメージング |