徳島大学の研究特集

外耳道音によるイヤホンマイク型顎口腔咽頭活動モニタリングシステム(JOpAMoS)に関する研究開発

研究期間 2022/10/20 - 2025/3/31
研究課題名 外耳道音によるイヤホンマイク型顎口腔咽頭活動モニタリングシステム(JOpAMoS)に関する研究開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター医学臨床歯学工学情報
SDGs 3.保健
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

食・栄養

クラスター長氏名 鈴木 善貴(病院、診療科 歯科、講師)
所属する研究者氏名 松香 芳三(大学院医歯薬学研究部・教授・顎機能咬合再建学)
大島 正充(大学院医歯薬学研究部・准教授・顎機能咬合再建学)
大倉 一夫(徳島大学病院・講師・かみあわせ補綴科)
宮城 麻友(大学院医歯薬学研究部・助教・顎機能咬合再建学)
吉原 靖智(大学病院・医員・かみあわせ補綴科)
近藤 英司(大学院医歯薬学研究部・講師・耳鼻咽喉科学)
細木 秀彦(大学院医歯薬学研究部・准教授・歯科放射線学)
河野 文昭(大学院医歯薬学研究部・教授・総合歯科学)
安陪 晋(大学院医歯薬学研究部・講師・総合歯科学)
榎本 崇宏(大学院社会産業理工学研究部・講師・電気電子システム)
岩崎 智憲(大学院医歯薬学研究部・教授・小児歯科学)
後藤 祐美(大学院創成科学研究科・博士後期課程)ひかりスカラー
新開 瑞希(大学院口腔科学教育部・博士課程)
柴垣 あかり(大学院口腔科学教育部・博士課程)
幸平 若菜(大学院口腔科学教育部・博士課程)ひかりスカラー
前尾 慶(大学院口腔科学教育部・博士課程)ひかりスカラー
研究概要

超高齢社会となったわが国では、生体情報を簡便にモニタリングし、健康長寿に貢献するウエラブル機器の有用性が認められている。咀嚼や嚥下を始めとする顎口腔咽頭活動も栄養摂取や脳の活性化など健康を維持するため欠かせない機能活動であるが、見た目に違和感がなく、日常生活下で多目的に使用できる機器はない。ここで、外耳道と口腔咽頭は耳管で交通しており、また外耳道前部には顎関節があることに着目し、本研究クラスターでは、外耳道の音をイヤホン型マイクで測定し、咀嚼、歯ぎしり、嚥下、咳、いびき音などの音を機械学習した人工知能によって検出し、その状態をモニタリングするウェアラブル機器の開発と社会実装を目標としている。そのために、本研究では基礎研究として、イヤホンマイクを座位,歩行時,睡眠時などの各状況下で、健常者,顎関節症患者,嚥下障害患者などの各被験者の外耳道音を測定し、音響特徴量の解析を行っていく。

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。

研究者の役割分担 鈴木 善貴:研究計画立案、統括
松香 芳三、大島 正充:顎関節症・歯ぎしりの診断
大倉 一夫、吉原 靖智、岩崎 智憲:音響・筋電測定
近藤 英司:耳および嚥下障害の診査
細木 秀彦:パノラマX線・MRI画像診断
河野 文昭、安陪 晋:筋電解析
榎本 崇宏、後藤 祐美:測定機システムの構築、音響データ解析
宮城 麻友、新開 瑞希、柴垣 あかり、幸平 若菜、前尾 慶:音響データラベリング
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