研究期間 | 2022/10/20 - 2025/3/31 |
研究課題名 | 糖尿病神経障害の早期発見を目的とした動的バランス機能計測とその測定器開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、医学、基礎、臨床、工学、機械、バイオ、栄養、人文・社会科学、地域貢献 |
SDGs | 3.保健 9.イノベーション |
応募課題 |
現状ではミッション実現クラスターとは直接リンクしないが、新たな重点研究領域につながる、萌芽・独創的な研究課題 |
クラスター長氏名 | 橋本 一郎(大学院医歯薬学研究部、医学域、教授) |
所属する研究者氏名 | サブクラスター長: 高岩 昌弘(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・教授) 松久 宗英(先端酵素学研究所・糖尿病臨床・研究開発センター・教授) 森岡 久尚(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授) 安倍 正博(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授) メンバー: 遠藤 逸朗(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授) 安倍 吉郎(大学院医歯薬学研究部・医学域・准教授) 黒田 暁生(端酵素学研究所・糖尿病臨床・研究開発センター・准教授) 山崎 裕行(徳島大学病院・形成外科・美容外科・医員) |
研究概要 | 徳島県は糖尿病租死亡率が高く、透析患者や下肢切断者などの糖尿病合併症患者も多い。糖尿病神経障害(Diabetic Peripheral Neuropathy: DPN)は頻度が高く、進行すると足潰瘍から足切断に至り生命予後に影響する。DNPは早期から出現するとされるが、正確な頻度や年齢分布、糖尿病進行との関連は不明である。 本研究では、これまで行ってきたDPN患者の歩行様式測定と重心動揺性計測に関する研究を深化させ、歩行形態と足潰瘍発症の関連性を調べ、足潰瘍予防と再発防止策を検討する(概要図1)。また、重心動揺性と潰瘍形成の関係性、糖尿病重症度や罹患期間との関連を調べる(概要図2)。さらに、本県におけるDPN罹患率とその年令分布との相関を調査することでDPN検診の効率性を検討する。(概要図3)。最終的には重心動揺性の簡易測定器を開発し、得られた知見に基づいたDPN早期発見法・検診法を提案することで、徳島県糖尿病対策事業の発展に寄与したい。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 橋本 一郎:研究の統括、研究の指導と分析 高岩 昌弘:測定機器の開発と測定結果の解析、研究の指導 松久 宗英:糖尿病患者の筋力や栄養状態の分析 森岡 久尚:実態調査の指導と分析・統括 安倍 正博:研究の指導と分析・統括 遠藤 逸郎:糖尿病患者の分析 安倍 吉郎:患者測定の指導と分析 黒田 暁生:糖尿病患者の分析 山崎 裕行:患者測定の指導と分析 |