徳島大学の研究特集

核酸増幅イムノクロマト法を基盤としたオンサイト病原体検査システムの 開発と実用化

研究期間 2022/10/20 - 2025/3/31
研究課題名 核酸増幅イムノクロマト法を基盤としたオンサイト病原体検査システムの 開発と実用化
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター医学基礎バイオ農学生物栄養食品ゲノムバイオ
SDGs 3.保健 9.イノベーション 14.海洋資源 15.陸上資源
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

免疫・慢性炎症

食・栄養

クラスター長氏名 田端 厚之(大学院社会産業理工学研究部、生物資源産業学域、准教授)
所属する研究者氏名 音井 威重(バイオイノベーション研究所・産業生物系部門・教授)
宮脇 克行(バイオイノベーション研究所・地域生物系部門・准教授)
岡 直宏(バイオイノベーション研究所・産業生物系部門・准教授)
東 桃代(大学院医歯薬学研究部・呼吸器膠原病内科学分野・特任准教授)
研究概要

本研究クラスターでは、クラスター長の研究グループで開発を進めているポリメラーゼ連鎖反応(PCR)とイムノクロマト法を併用した簡便・迅速・高感度な微生物の検出・同定システムを基盤とし、様々な分野(農業分野・漁業分野・畜産業分野・医療分野・公衆衛生分野など)において、オンサイトでの使用が可能な簡易検査システムの構築とその実用化を目指して研究を行う。特に本研究クラスターでは、核酸増幅方法として、一定温度(37℃付近)で短時間に目的核酸断片の増幅が可能なRecombinase polymerase amplification(RPA)法を新たに採用し、フィールドや臨床において実用的な検査システムの構築を目指す。なお、本研究の成果は、将来的にはミッション実現クラスター(免疫・慢性炎症領域・食・栄養領域など)との融合展開も想定され、社会実装や基礎研究の更なる推進に繋がる研究課題である。

研究概要図


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研究者の役割分担 田端 厚之:研究統括および核酸増幅条件の検討と検出条件の最適化
音井 威重:家畜関連の病原体に関する検査システムの評価
宮脇 克行:植物関連の病原体に関する検査システムの評価
岡 直宏:海産物関連の病原体に関する検査システムの評価
東 桃代:ヒト由来病原体に関する検査システムの評価
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