研究期間 | 2023/10/1 - 2026/3/31 |
研究課題名 | D型肝炎ウイルスによる肝発がん機序解明 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、インキュベーションクラスター、登録クラスター、医学、基礎 |
SDGs | 3.保健 4.教育 9.イノベーション 10.不平等 |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 がん |
クラスター長氏名 | 駒 貴明(大学院医歯薬学研究部、医学域、准教授) |
所属する研究者氏名 | 常山 幸一(大学院医歯薬学研究部・医学域・疾患病理学分野・教授) 島田 光生(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・教授) 森根 裕二(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・准教授) 高須 千絵(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・講師) 南川 丈夫(大阪大学大学院基礎工学研究科・システム創成専攻電子・光科学領域・教授) 野間口 雅子(大学院医歯薬学研究部・医学域・微生物病原学分野・教授) Le, Bao Quoc(大学院医科学教育部・博士課程) Jargalsaikhan, Orgil(大学院医科学教育部・博士課程) |
研究概要 | B型肝炎ウイルス(HBV)とD型肝炎ウイルス(HDV)の共感染者では、HBV単独感染に比して肝発がんリスクや腫瘍悪性度が上昇することが報告されている。しかし、それらの詳細な機序は明らかになっておらず、特異的な治療法が確立されていない。近隣国モンゴルはHDV感染率が世界一高く、共同研究先のモンゴル国立がんセンターでは年間1,000例前後(うち約35%がHDV陽性)の肝細胞がんの手術実績があり、過去の切除組織が保存されている。本研究では、臨床材料を病理組織学的に、及び遺伝子発現を網羅的に解析する。さらに、ラマン顕微鏡を用いて感染細胞の物性を評価するとともに、発がんに関わるウイルス因子を解析することにより、HDV感染による病態修飾・発がん分子機序を解明する。従って、本研究クラスターは、ミッション実現クラスター「がん」の研究目標と合致し、融合を目指す。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 駒 貴明(大学院医歯薬学研究部・医学域・准教授):統括、網羅的遺伝子発現解析、ウイルス学的解析 常山 幸一(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授):病理学的解析 島田 光生(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・教授):肝細胞実験に関する技術支援 森根 裕二(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・准教授):肝細胞実験に関する技術支援 高須 千絵(大学院医歯薬学研究部・医学域・消化器・移植外科学・講師):肝細胞実験に関する技術支援 南川 丈夫(大阪大学大学院基礎工学研究科・システム創成専攻電子・光科学領域・教授・准教授):ラマン分光解析 野間口 雅子(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授):ウイルス学的解析 Le, Bao Quoc(大学院医科学教育部・博士課程):ウイルス学的解析 Jargalsaikhan, Orgil(大学院医科学教育部・博士課程):病理学的解析 |