研究期間 | 2023/10/1 - 2026/3/31 |
研究課題名 | 食と光を融合した概日リズム調節による生体内微生物制御 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、インキュベーションクラスター、登録クラスター、医学、基礎、工学、電気電子、光応用、バイオ、農学、栄養、食品 |
SDGs | 3.保健 9.イノベーション 15.陸上資源 |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 食・栄養 |
クラスター長氏名 | 馬渡 一諭(大学院医歯薬学研究部、医学域、講師) |
所属する研究者氏名 | 志内 哲也(大学院医歯薬学研究部・医学域・准教授) 向井 理恵(大学院社会産業理工学研究部・生物資源産業学域・准教授) 榎本 崇宏(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・准教授) 芥川 正武(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・講師) 高橋 章(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授) Bui Thi Kim Ngan(大学院医歯薬学研究部・医学域・特任研究員) 戸田 沙慧(大学院医科栄養学研究科・博士前期課程) |
研究概要 | 概日リズムは睡眠、血圧、体温、代謝などの生理活動にみられる約24時間周期のリズムで、その乱れは深刻な健康被害と関連している。概日リズムは体内時計によって外部環境に適応しながら維持されており、光と食・栄養は体内時計を調節する主要な要因である。しかし、近年の社会を取り巻く状況(シフトワーカー・夜間勤務・リモートワークの増加、携帯情報端末などの長時間・夜間使用など)は概日リズムの乱れを助長する要因である。近年の報告や当研究グループの研究により、概日リズムの乱れが宿主・体内でのウイルスや腸内細菌など微生物が変化することが明らかになりつつある。そこで本研究では、食・栄養と光を組み合わせた宿主の概日リズムを調整する方法と生体リズムのモニター法を開発し、生体内の微生物の制御、さらに宿主の健康の維持や病態の改善に寄与するか評価する。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 馬渡 一諭(大学院医歯薬学研究部・医学域・講師):研究クラスターの統括、概日リズムを調整可能な食事の開発 志内 哲也(大学院医歯薬学研究部・医学域・准教授):生体行動リズムの評価 向井 理恵(大学院社会産業理工学研究部・生物資源産業学域・准教授):概日リズムを調整可能な天然化合物の探索 榎本 崇宏(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・准教授):光制御法の開発、バイオセンサーの開発 芥川 正武(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・講師):光制御法の開発、バイオセンサーの開発 高橋 章(大学院医歯薬学研究部・医学域・教授):光環境の調節、腸内微生物細菌叢解析 Bui Thi Kim Ngan(大学院医歯薬学研究部・医学域・特任研究員):腸内微生物細菌叢解析、宿主内ウイルス複製の解析 戸田 沙慧(大学院医科栄養学研究科・博士前期課程):腸内微生物細菌叢解析、宿主内ウイルス複製の解析 |