研究期間 | 2023/4/1 - 2026/3/31 |
研究課題名 | 大規模災害時における可用性と頑健性の高い情報共有システムの開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、工学、情報、理学、数学、人文・社会科学、地域貢献 |
SDGs | 11.都市 13.気候変動 |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 防災 |
クラスター長氏名 | 木下 和彦(大学院社会産業理工学研究部、理工学域、教授) |
所属する研究者氏名 | 蓮沼 徹(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・教授・数理情報学) ガジェゴスラモネトアルベルト(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・助教・知能工学) 太田 能(神戸大学・教授・通信工学) 船田 悟史(イーツリーズ・代表取締役・電子工学) |
研究概要 | コンピュータネットワークは社会インフラの一つとして認識されるようになり,大規模災害発生時にも情報共有システムとして早期の復旧が期待される.しかし,災害時にのみ使用するシステムを構築することは,コストの問題が大きいだけでなく,いざというときに正しく稼働しない危険性がある.そこで本研究では,平常時には一般的なアクセスネットワークや自動運転をサポートする路車間通信を提供するWi-Fiアクセスポイント(AP)を用いて,災害発生時には無線メッシュネットワークを構築することにより,携帯電話網に依存せずに災害情報を共有できるシステムの提案及び実証を目的とする.具体的には,正常なあるいは無線通信のみ可能なAPのみを用いて災害時ネットワークとして機能するようなトポロジを数理情報学の観点から追求すると共に,限られた通信帯域を用いて効率的に被災情報を共有するルーティングとスケジューリング技術について検討する.本研究はミッション実現クラスター「防災」と融合し,減災の観点を加えるものである. |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 |