徳島大学の研究特集

エクソソームクロストークを標的としたOnco-Cardiologyの包括的解明と治療応用

研究期間 2024/10/1 - 2027/3/31
研究課題名 エクソソームクロストークを標的としたOnco-Cardiologyの包括的解明と治療応用
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧インキュベーションクラスター(若手枠)登録クラスター医学基礎薬学創薬
SDGs 3.保健 4.教育 9.イノベーション
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

がん

クラスター長氏名 船本 雅文(大学院医歯薬学研究部、医学域 薬理学分野、准教授)
所属する研究者氏名 池田 康将(大学院医歯薬学研究部 医学域 薬理学分野 教授)
山本 みずほ(大学院医歯薬学研究部 医学域 薬理学分野 博士課程)【うずしお】
Hai Du LY-NGUYEN(大学院医歯薬学研究部 医学域 薬理学分野 博士課程)
冨永 辰也(大学院医歯薬学研究部 医学域 細胞・免疫解析学分野 教授)
大南 博和(大学院医歯薬学研究部 医学域 臨床食管理学分野 助教)
土屋 浩一郎(大学院医歯薬学研究部 薬学域 医薬品機能生化学分野 教授)
今西 正樹(大学院医歯薬学研究部 薬学域 医薬品機能生化学分野 助教)
研究概要

がんと心不全は、日本で主な死因の第一位と第二位である。近年、心不全患者ではがんリスクが上昇し、同様にがん患者では心不全リスクが上昇するOnco-Cardiologyという新しい研究領域が提唱されるようになった。腫瘍と循環器の臓器連関を解明することは、がん患者の予後改善と心血管リスク管理によるがん治療の成功に不可欠である。本研究では、細胞間の情報伝達に重要な役割を果たすエクソソームに着目し、「心-がん連関」におけるエクソソームを介したクロストークメカニズム解明と治療応用への可能性を探索する。このクラスターでは、多様な研究領域の若手研究者が「エクソソーム」を中心とした臓器横断的分子生物学的解析を行い、相互の知見を共有・発展させて、革新的治療法の開発を目指す。将来的にミッション実現クラスター「がん」との融合により、徳島大学発のがん治療の新たな研究基盤を形成することが期待できる。

研究概要図


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研究者の役割分担 船本 雅文:研究統括、エクソソーム内包性microRNAの解析、疾患モデルマウス作成
池田 康将:スーパーバイザー(心臓・がん解析)
山本 みずほ:エクソソームによる心臓への効果解析
Hai Du LY-NGUYEN:エクソソームによるがんへの効果解析、国際連携(University of Medicine and Pharmacy)
冨永 辰也:エクソソーム解析
大南 博和: メタボローム解析
土屋 浩一郎:スーパーバイザー(血行性転移)
今西 正樹:血行性転移の解明
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