徳島大学の研究特集

高感度かつハイスループットなアスコルビン酸定量法の開発

研究期間 2024/10/1 - 2027/3/31
研究課題名 高感度かつハイスループットなアスコルビン酸定量法の開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスターバイオ食品
SDGs 3.保健
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

食・栄養

クラスター長氏名 古賀 武尊(大学院社会産業理工学研究部、生物資源産業学域 食料科学系 食料科学分野、助教)
所属する研究者氏名 田井 章博(大学院社会産業理工学研究部・生物資源産業学域・教授)
中村 光裕(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・講師)
研究概要

ビタミンCとして知られるアスコルビン酸(AA)は、様々な生理作用を有する食品機能成分である。本研究では、AAの簡便で高感度かつハイスループットな新しい定量法を確立する。これにより、細胞内の微量なAA量を正確に定量することが可能となり、AAの生理作用と併せて評価することで、これまで未解明だったAAの生理作用メカニズムの解明に貢献できる。本クラスターでは、酵素反応や化学反応を駆使したAA定量法の検討(合成化学分野)、反応生成物の分析による化学構造や物性の解明と反応の効率化(分析化学分野)、細胞試験への応用研究(機能性評価分野)を行い、新規AA定量法の実用化を目指す。将来的には、ミッション実現クラスター(食・栄養)との連携も想定され、AAの基礎研究の加速も期待できる。

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。

研究者の役割分担 古賀 武尊(大学院社会産業理工学研究部・生物資源産業学域・助教):細胞試験への応用研究、研究の総括
田井 章博(大学院社会産業理工学研究部・生物資源産業学域・教授):酵素反応や化学反応を駆使したAA定量法の検討
中村 光裕(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・講師):反応生成物の分析による化学構造や物性の解明と反応の効率化
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