研究期間 | 2024/10/1 - 2027/3/31 |
研究課題名 | 次世代テラヘルツパルス&歯質接着技術を応用した平時&災害時医療診療支援システムの構築 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、インキュベーションクラスター、登録クラスター、医学、臨床、歯学、保健 |
SDGs | 3.保健 4.教育 9.イノベーション |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 光工学 防災 |
クラスター長氏名 | 保坂 啓一(大学院医歯薬学研究部、歯学域、教授) |
所属する研究者氏名 | 保坂 啓一(大学院医歯薬学研究部・歯学域・再生歯科治療学・教授) 浜田 賢一(大学院医歯薬学研究部・歯学域・生体材料工学・教授) 矢野 隆章(ポストLEDフォトニクス研究所・ポストLEDフォトニクス研究部門・教授) 時実 悠(ポストLEDフォトニクス研究所・ポストLEDフォトニクス研究部門・講師) 伊田 百美香(大学院医歯薬学研究部・歯学域・再生歯科治療学・助教) 高木 仲人 (徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程) 門脇 奈央 (理工学部・MPEコース・学部2年) |
研究概要 | 本研究は、前回のインキュベーションクラスター研究の成果の一部として開発したMITとの共同研究成果である暗号化超小型THzチップと歯質接着におけるSuper Tooth技術を発展応用し、従来の医療カルテシステムを革新し、平時には医療情報を読み書き可能で、災害時には身元確認および医療支援に役立つ新しい医療システムの創設を目指す。歯科用接着材を使って1x1mm²の暗号化された超小型THzチップを奥歯側面に組み込むことで、患者の治療履歴や現在の状態をリアルタイムで収集し、遠隔アクセス可能にする。これにより、平時には精度の高い歯科診療情報(既往、投薬、使用された歯科材料情報)を提供し、災害時には迅速かつ正確な診断と治療を実現し、被災者の身元確認および医療支援を効率化する。将来的には、センシングデータを定期的に記録・送信し、長期的な歯の健康状態のモニタリングを可能にすることで、医療の質のさらなる向上を目指す。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 保坂 啓一;プロジェクト管理,歯科医療専門知識の提供,特許申請の推進,スタートアップ企業設立準備と海外商用化戦略立案 浜田 賢一;歯科用接着剤の基礎実験,データ収集システムの開発。 矢野 隆章;データ収集と解析,光工学的専門知識の提供,物性評価 時実 悠;THz計測応用,THzチップと接着剤のプロトタイプ作成,システムテストとデバッグ 高木 仲人;基礎実験データ収集 門脇 奈央;基礎実験データ収集 |