徳島大学の研究特集

代謝異常症関連臓器障害の克服を目指したIntegrated Science -Single Cell AnalysisからDigital Device・AIの活用まで-

研究期間 2024/10/1 - 2027/3/31
研究課題名 代謝異常症関連臓器障害の克服を目指したIntegrated Science -Single Cell AnalysisからDigital Device・AIの活用まで-
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧インキュベーションクラスター登録クラスター医学基礎臨床保健薬学創薬バイオ生物栄養ゲノムバイオ
SDGs 3.保健
応募課題

免疫・慢性炎症

食・栄養

クラスター長氏名 粟飯原 賢一(大学院医歯薬学研究部、医学域、特任教授)
所属する研究者氏名 松久 宗英(徳島大学 先端酵素学研究所 基幹研究部門・教授・糖尿病診療分野)
船木 真理(徳島大学 先端酵素学研究所・客員教授)
親泊 政一(徳島大学 先端酵素学研究所 重点研究部門・教授・生体機能学分野)
阪上 浩(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・教授・代謝栄養学分野)
野村 和弘(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・講師・代謝栄養学分野)
和泉 優奈(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・助教・代謝栄養学分野)
常山 幸一 (徳島大学大学院 医歯薬学研究部・教授・疾患病理学分野)
池田 康将(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・教授・薬理学分野)
池本 哲也(徳島大学病院 安全管理部・教授)
吉田 守美子(独立行政法人 国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター・研究部長・臨床研究部)
河野 豊(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・特任准教授・実践地域診療・医科学分野)
長谷川 一宏(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・准教授・腎臓内科学分野)
原 倫世(徳島大学大学院 医歯薬学研究部・助教・血液・内分泌代謝内科学)
研究概要

肥満・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などを基盤とする代謝異常症関連疾患における分子病態基盤解明や、早期診断および効果的な介入方法に関しては、新しい分子生物学的アプローチやデジタルデバイス及びAIの活用などが注目されている。そこで本研究クラスターでは、多角的方面から代謝異常症関連臓器障害の克服を目指したintegrated scienceとして以下の内容について深化させる。

  1. 病態動物モデルの構築と新手法による分子生物学的病態解析
  2. 徳島コホート研究調査を対象に、MASLD・関連合併症・フレイルの発症リスク因子のAI探索と予防介入研究
  3. 減量手術効果の臨床的・分子生物学的解析や脂肪由来幹細胞の臨床応用

クラスター内での研究者間交流・連携を促進する

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。

研究者の役割分担 粟飯原 賢一:クラスター統括・AIを利用した骨格筋質及び血管内皮機能の関連診断法の確率・フレイル関連因子の解析・若手研究者交流機会の開催
松久 宗英:終末糖化産物(AGE)と糖尿病合併症の関連の解明
船木 真理:新規の統計解析手法の確立と、それを用いたメタボリックシンドローム対策の食事パターンスコア作成・他の臨床研究と連携し、非糖尿病被験者データの提供徳島コホート研究被験者の追跡データから代謝異常症の発症を予測する因子をAIにて解析
阪上浩・和泉優奈:LncRNAを介した骨格筋老化機構の解明
野村 和弘:サルコペニア進展における骨格筋の慢性炎症の関与
親泊 政一:小胞体ストレスを標的とした生活習慣病の治療法開発
常山 幸一:肥満・糖尿病・代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)モデル動物の開発と病理学的解析
池田 康将:老化・炎症に対する和漢医薬品を活用した治療応用
池本 哲也:減量手術効果の臨床的・分子生物学的解析および脂肪由来幹細胞移植の臨床応用
吉田 守美子:アンドロゲンの老化制御および代謝異常症への関与の解明
河野 豊:MASLD/MASH肝癌発症機構の解明
長谷川 一宏:腎糖新生の抗加齢分子NAD/サーチュイン/mitoribosomeを介した抗老化作用の解明
原 倫世:MASLD新規バイオマーカー開発および病態制御分子機構の解明
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