研究期間 | 2024/10/1 - 2027/3/31 |
研究課題名 | アミロイド凝集抑制を志向したタンパク質結晶成長界面におけるナノ粒子吸着機構の解明 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、医学、基礎、薬学、創薬、工学、光応用、材料、バイオ、バイオ、理学、化学、物理学 |
SDGs | 3.保健 9.イノベーション |
応募課題 |
ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題 光工学 創薬・合成化学 |
クラスター長氏名 | 鈴木 良尚(大学院社会産業理工学研究部、理工学域・応用化学系、教授) |
所属する研究者氏名 | 栁谷 伸一郎(ポストLEDフォトニクス研究所・准教授) |
研究概要 | 変性タンパク質の凝集であるアミロイド凝集は、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病など重篤な症状を引き起こす病気の原因であり、その抑制が重要な課題となっている。 アミロイド凝集を抑制する一つの候補として、近年様々な種類のナノ粒子が挙げられているが、定量的なタンパク質―ナノ粒子相互作用評価はほとんど行われていない。 本研究では、タンパク質結晶表面における一分子高さの段差であるステップの異方的形状とステップ前進速度に及ぼす添加ナノ粒子の影響を速度論的に明らかにし、タンパク質―ナノ粒子の相互作用を評価する。また共結晶化したものについては放射光構造解析を行い、原子レベルでの相互作用評価を行う。
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研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 鈴木良尚(大学院社会産業理工学研究部・理工学域・教授):タンパク質結晶成長界面の分子ステップのその場観察とナノ粒子添加による速度変化の測定、およびタンパク質―ナノ粒子共結晶中の分子構造の放射光構造解析 栁谷伸一郎(ポストLED研究所・准教授):ナノ粒子の合成 |