徳島大学の研究特集

南海トラフ巨大地震後の地域医療継続方法に関する研究〜新たな自立型の地域医療継続方法の確立〜

研究期間 2024/10/1 - 2027/3/31
研究課題名 南海トラフ巨大地震後の地域医療継続方法に関する研究〜新たな自立型の地域医療継続方法の確立〜
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧インキュベーションクラスター(若手枠)登録クラスター医学工学人文・社会科学地域貢献
SDGs 3.保健 11.都市 13.気候変動
応募課題

ミッション実現クラスターと融合し、社会実装や基礎研究の更なる推進につながる研究課題

防災

クラスター長氏名 湯浅 恭史(環境防災研究センター、危機管理研究部門、講師)
所属する研究者氏名 上月 康則(環境防災研究センター)
松重 摩耶(環境防災研究センター)
鎌村 好孝(徳島県保健福祉部 医務技監)
佐々木 宏之(東北大学病院災害科学国際研究所 准教授)
岡崎 丈弘(東京海上日動火災保険株式会社徳島支店・徳島支社 マネージャー)
大西 晶(大学院創成科学研究科・博士後期課程)
研究概要

近い将来、南海トラフ巨大地震(南トラ)の発生が想定されている地域では、令和6年能登半島地震を奥能登の局地災害として捉えず、南トラの「予知夢」と捉える方が正しい。奥能登では地域を支えるライフライン被害の長期化、避難による人員不足等により医療崩壊だけでなく、地域消滅の危機にある。高齢化率全国5位の徳島県でも同様のことが懸念される。
そこで、本研究では、南トラ発生時に医療継続し、地域継続するための方法を確立する。その端緒とするため、①被災地域事例の収集と分析、②必要資源の分析、③地域継続を確実にするためのタイムラインとそれに基づく新たな医療機関BCP(事業継続計画)を確立する。
そして、5年先を目標に県内外の医療機関の連携、自力でライフライン確保する方策をまとめ、実装する。

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。


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研究者の役割分担 湯浅 恭史(環境防災研究センター・講師):研究統括、新たな医療機関BCPの開発
上月 康則(環境防災研究センター・教授):ライフライン被害の分析
松重 摩耶(環境防災研究センター・助教):被災地域の復旧・復興状況の分析
鎌村 好孝(徳島県保健福祉部・医務技監):徳島県内モデル地域での実証
佐々木 宏之(東北大学災害科学国際研究所・准教授):新たなBCP開発支援、地域タイムラインの開発
岡崎 丈弘(東京海上日動火災保険株式会社徳島支店・マネージャー):医療機関BCPの動向調査、被災地域の復旧・復興状況調査
大西 晶(徳島大学大学院創成科学研究科・博士後期課程)被災地域の復旧・復興状況調査
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