徳島大学の研究特集

次世代セメント LEDからLASERへ 低侵襲接着歯科治療の開発

研究期間 2024/10/1 - 2027/3/31
研究課題名 次世代セメント LEDからLASERへ 低侵襲接着歯科治療の開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧インキュベーションクラスター(若手枠)登録クラスター医学基礎臨床歯学工学材料理学化学
SDGs 8.成長・雇用 9.イノベーション 12.生産・消費
応募課題

現状ではミッション実現クラスターとは直接リンクしないが、新たな重点研究領域につながる、萌芽・独創的な研究課題

クラスター長氏名 伊田 百美香(病院、むし歯科、助教)
所属する研究者氏名 伊田 百美香 徳島大学病院・むし歯科・助教 
藤本 けい子 大学院医歯薬学研究部・歯学域・口腔顎顔面補綴学・助教
大川 敏永  大学院医歯薬学研究部・歯学域・総合診療歯科学・助教
井内 智貴  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・再生歯科治療学 博士課程
前尾 慶   徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・小児歯科学 博士課程 ひかりスカラー
山川 允仁  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・小児歯科学 博士課程 うずしおスカラー
松木 優承  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・再生歯科治療学 博士課程 
Diana Fitri Muslimah  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・再生歯科治療学 博士課程
沖 若奈   徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・再生歯科治療学 博士課程 
研究概要

歯質との機械的特性が近いファイバーポストが登場し2016年から保険適応され、8年たち主流となっている。歯と材料の良好な接着が獲得される材料の開発が進む一方で、材料を除去しなければいけない場面に陥った時に健全歯質の削合や歯根破折のリスクが伴う。金属製のポストの場合は歯質の境目がわかるため、歯質とポストとの境界は明瞭ではあったが切削除去に時間がかかるなど難点はあった。対してファイバーポストは自然な色調であり、物性は象牙質に近似しているため切削自体は容易であるが、歯質と色調が似ているため、境界が不明瞭である点で除去時には穿孔などのリスクを伴う。

そこで、本研究クラスターでは、この問題の解決のために、通常使用時には強固な接着力を維持し、必要な場合には接着力を低下させ、弱い力で容易に除去できる歯科用セメントの開発を目的とする。

研究概要図


※画像をクリックするとPDFが開きます。

研究者の役割分担 伊田 百美香 病院・むし歯科・助教 :研究計画立案 統括
藤本 けい子 大学院医歯薬学研究部・歯学域・口腔顎顔面補綴学・助教 :補綴学的視点
大川 敏永  大学院医歯薬学研究部・歯学域・総合診療歯科学・助教 :補綴学的視点
井内 智貴  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :接着成分調整と接着試験
前尾 慶   徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :3DCT画像解析
山川 允仁  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :3DCT画像解析
松木 優承  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :接着界面非破壊分析
Diana Fitri Muslimah  徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :接着界面のSEM TEM分析
沖 若奈   徳島大学大学院医歯薬学研究部・口腔科学専攻・博士課程 :レーザー照射の効果の検討
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