研究期間 | 2018/4/1 - 2021/3/31 |
研究課題名 | 【終了】生活習慣病・介護予防のための生体機能アシストシステムの開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、医学、終了した研究クラスター、選定クラスター、保健、人文・社会科学、地域貢献 |
SDGs | 3.保健 |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 三浦 哉(大学院社会産業理工学研究部、総合科学研究部 応用生理学、教授) |
所属する研究者氏名 | 掛井秀一・総合科学研究部・准教授・空間デザイン 出口祥啓・理工学研究部・教授・計測工学 佐田政隆・ヘルスバイオサイエンス研究部・教授・循環内科学 渡邊航平・中京大学・講師・運動生理学 McCully Kevin・Univ. of Georgia・教授・生理学,医用生体工学 |
研究概要 | 近年の生活習慣病罹患者/要介護者の増加は,社会保障費の増加をもたらしている.このような状況の中,予防の重要性が叫ばれ,中でも運動の重要性が挙げられている.しかし,運動器疾患などで運動制限がある場合,座位作業が多く,運動習慣がない場合,運動不足により生活習慣病/要介護のリスクが増大する.その対策の一つとして,運動の重要性があるが,運動制限があるために十分に自発的に運動を遂行できない. 本研究の目的は,骨格筋に電気刺激を加える筋収縮が生体機能に及ぼす影響を検討することで,生活習慣病・介護を予防する骨格筋電気刺激による他動運動プログラムおよび生体機能アシストシステムを開発することである.電気刺激による他動運動は自発的な運動困難な疾患者のみならず,身体不活動の健常者に対しても,動脈硬化・循環器疾患を始めとする生活習慣病の予防,また,身体機能の維持・改善による介護予防に大きく貢献することが期待できる. H29には主に基礎的研究を遂行し,その一部は第4回日本骨格筋電気刺激研究会にて最優秀演題賞を受賞するなど,着実に成果が得られている.本研究を遂行することで,運動困難者に対するロボット型アシストシステムの開発,座位姿勢のまま骨格筋電気刺激を加える椅子等の事務機器の開発などへの展開が期待され,リハビリテーション,福祉工学,労働科学,健康科学,宇宙医学などの学問領域への応用が可能となる. |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 三浦 哉 研究総括 掛井秀一 アシストシステムの空間デザイン 出口祥啓 電気刺激システムの構築 佐田政隆 電気刺激による生体機能測定評価 渡邊航平 他動運動プログラムの構築 McCully Kevin 障がい者のアシストシステムの構築 |