研究期間 | 2018/8/1 - 2021/3/31 |
研究課題名 | 【終了】ニーズドリブン手法による医療機器開発エコシステムの構築 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、医学、終了した研究クラスター、基礎、臨床、工学、電気電子 |
SDGs | |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 北岡 和義(教養教育院、イノベーション教育分野、准教授) |
所属する研究者氏名 | 油井 毅(創新教育センター 特任助教) 金井 純子(大学院社会産業理工学研究部 助教) 芥川 正武(大学院社会産業理工学研究部 講師) 山口 鉄生(大学院社会産業理工学研究部 教授) 岡久 稔也(大学院医歯薬学研究部地域総合医療学分野 特任教授) 八木 雅和(大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座・特任准教授) 山田 憲嗣(大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座・特任教授) 横山 広充(大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部システムデザイン工学科・特任講師) |
研究概要 | 医療機器開発におけるニーズドリブン手法は、米国スタンフォード大学で発展した「バイオデザイン」に代表される革新的な医療機器を開発するための一連の手法である。大きな特徴として、医療現場における徹底的なニーズ探索を実施するとともに、医療機器事業化において重要な要素である知的財産、許認可、保険償還等に関する戦略を関して可能な限り早期に検証する過程があり、その有効性は現在世界的に注目されている。 医歯薬学研究および理工学研究を強みとする本学において、医療機器開発機能の強化は今後さらに推進するべき課題の一つである。しかしながら、ニーズドリブン手法による医療機器開発の国内の展開状況としては現在「ジャパンバイオデザイン」に参画する東京大学、大阪大学、東北大学の3大学に限られており、本学においてもこれまでの実践は認められていない。 そこで大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座の協力のもと、本学におけるイノベーション創出および医療機器開発に関連する研究リソース(ヒト・技術・臨床現場)を集約し、バイオデザインを活用した医療機器開発クラスターを形成する。そして育成した人材を中心として、本学内におけるニーズドリブンを共通思想とした医療機器開発エコシステムを構築することが本研究クラスター申請の目的である。 本研究クラスター終了後は、医療機器開発エコシステム機能を大学産業院に移し、本学の有する研究シーズによるオープンイノベーション型大学発医療機器開発スタートアップ創出の支援体制を確立することで本学の目的MTPである「人類の健康を守る画期的な医療・福祉を実現するために、成果を論文として発表し、さらに社会に還元するために、様々な医療技術、医療製品、医薬品などを開発すること」の達成に貢献する。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 北岡:研究の統括 油井:事業計画立案、大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座、株式会社AMCとの連携調整 金井:災害医療・福祉ニーズの提供、評価 芥川:技術シーズの提供、評価 山口:医療ニーズの提供、評価、医療法人倚山会田岡病院との連携調整 岡久:医療ニーズの提供、評価、公立学校共済組合 四国中央病院との連携調整 八木:バイオデザインプロセスを基にした人材育成システム開発・エコシステム構築支援 山田:バイオデザインプロセスを基にした人材育成システム開発・エコシステム構築支援 横山:プロダクトデザインに関する知見の提供、評価 |