研究期間 | 2018/4/1 - 2020/3/31 |
研究課題名 | 【終了】がん治療を志向する光機能性分子の開発 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、終了した研究クラスター、薬学、創薬、工学、光応用、バイオ、バイオ、理学、化学 |
SDGs | 3.保健 |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 八木下 史敏(大学院社会産業理工学研究部、理工学域、助教) |
所属する研究者氏名 | 河村 保彦(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 教授) 今田 泰嗣(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 教授) 長宗 秀明(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 教授) 田端 厚之(大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 講師) 原口 雅宣(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 教授) 岡本 敏弘(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 准教授) |
研究概要 | 薬理活性を時間的・空間的に制御可能な光線力学療法はがん細胞を非侵襲的に破壊可能な優れた医療技術である。既に臨床応用されている光増感色素が知られているものの,現在においても光線力学療法への応用を目的とした新たな有機分子の創製研究が精力的に行われている。近年では生体への負荷が少なく透過性の高い近赤外光を照射することで発熱する光熱変換分子を用い,がん細胞を破壊する光免疫療法が開発され,臨床試験が実施されている。 本研究クラスターでは蛍光発光性有機分子に,光照射下でがん細胞破壊活性を発現する機能を付与することで,患部への集積状況のモニタリングと薬理機能を両立する多機能光機能性分子や低酸素雰囲気下での薬理機能発現分子の開発と近赤外光を用いた新たながん治療技術への展開に取り組む。また,有機低分子の優れた特徴として,化学修飾の容易さや多様性が挙げられる。それ故,分子チューニングによる機能向上や標的認識部位を化学結合で連結することによるドラッグデリバリーシステムへの組み込みにも取り組む。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 八木下 史敏:分子デザイン,有機合成,基礎物性評価等 河村 保彦:分子デザイン,有機合成,基礎物性評価等 今田 泰嗣:分子デザイン,有機合成,基礎物性評価等 長宗 秀明:バイオアッセイ,DDSへの組込等 田端 厚之:バイオアッセイ,DDSへの組込等 原口 雅宣:光物性評価等 岡本 敏弘:光物性評価等 |