研究期間 | 2018/6/1 - 2021/3/31 |
研究課題名 | 【終了】地(知)の拠点情報発信につながるデジタルアーカイブの構築 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、終了した研究クラスター、人文・社会科学、地域貢献 |
SDGs | |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 桑原 恵(大学院社会産業理工学研究部、社会総合科学域・日本近世史、教授) |
所属する研究者氏名 | 桑原恵(社会産業理工学研究部 社会総合科学域・教授・日本近世史) 髙橋晋一(社会産業理工学研究部 社会総合科学域・教授・文化人類学) 塚本章宏(同上・准教授・歴史地理学、GIS) 佐原 理(同上・准教授・映像・デザイン・美術教育) 中村豊(同上・教授・日本考古学) 端野晋平(埋蔵文化財調査室・准教授・考古学) 河原崎貴光(同上・准教授・メディアアート) 石田啓祐(社会産業理工学研究部 理工学域・教授・地球科学) 山城考(社会産業理工学研究部 生物資源産業学域・准教授・植物系統分類学) 坂田大輔(教職教育センター・教授・教育方法学) |
研究概要 | 地域に広く散在するさまざまな情報を、GISを活用して集約しその意義を踏まえて地域の魅力を発信することは、地域貢献として重要である。さらに、新学習指導要領においては、地歴科においてGISの理解・技能育成が位置づけられ、社会科ではGISを活用した指導の工夫が求められていることから、GISを活用したデジタルコンテンツの作成は学校教育現場への貢献度も高いと考えられる。本研究は、地域情報をGISにより統合し、多面的な活用を目指すものである。まずは県内の文化財に関する情報の統合から進める。データの集約に際しては県内の博物館・教育委員会などと連携し、データベース化を進める。文化財のデータは、有形・無形・歴史・考古・自然と多岐にわたりその意義も多面的である。多様なデータを、専門的な見地からの意義づけを踏まえて精度の高いデジタル情報としてデータベース化し、デジタルミュージアムとして公開することを目指す。デジタルミュージアムでは、3D画像やVRの作成なども手がけ、臨場感を持って学び、体感できるコンテンツの作成を進める。このデジタルミュージアムは継続的にアップデートすることにより、その価値を高く維持するよう努める。このことにより、最新の情報に基づいた地理系科目教育教材としての活用や、観光・防災・地域振興計画策定資料としても活用できる。本研究は、徳島県版のアーカイブ作成から始めるが、その手法やプログラムは全国・全世界にも応用が可能であるので、汎用的なプログラムとしての社会実装につなげ、商品化が可能である。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 桑原恵 歴史資料に関する研究・研究統括 髙橋晋一 民俗資料に関する研究 塚本章宏 GISを活用したデジタルコンテンツの作成 佐原 理 映像・デザインによるデジタルコンテンツの作成 中村豊・端野晋平 考古学資料に関する研究 河原崎貴光 メディアアート技術を活用したデジタルコンテンツの作成 石田啓祐 地層・地形など地球科学に関する研究 山城考 天然記念物の保全に関する研究 坂田大輔 教育方法、社会科教育の観点からの研究と教材開発 |