徳島大学の研究特集

【終了】面発光モジュールを用いたハニカム構造を有する 省電力LEDディスプレイの開発と社会実装

研究期間 2018/4/1 - 2019/3/31
研究課題名 【終了】面発光モジュールを用いたハニカム構造を有する 省電力LEDディスプレイの開発と社会実装
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧終了した研究クラスター工学光応用
SDGs
応募課題
クラスター長氏名 平木 美鶴
所属する研究者氏名 平木 美鶴(社会産業理工学研究部・教授絵画・LEDアート)
佐原 理(社会産業理工学研究部・准教授・映像デザイン・美術教育)
辻 明典(工学部知能情報工学科・技術専門職員・画像処理・組込みシステム)
北岡 和義(教養教育院・講師・環境生理学)
研究概要

本研究の目的は、LEDディスプレイ分野において新機軸となる低消費電力で面発光が可能な巨大ディスプレイの開発を行い、社会実装を目指すことである。予備研究として、2016年12月にディスプレイの面発光技術に関する特許を申請(2017年11月にPCT国際出願)し、現在は,社会実装を目指して共同開発を行う企業を開拓している段階である。よって、クラスター研究においては,製品化するための基礎研究や、より効率的に大量生産を行うための実証実験を行いたい。開発したLEDディスプレイは,基本単位となるディスプレイの画素(ドット)を六角柱で制作しハニカム構造型に平面充填することで,従来のディスプレイに無い効率的な面発光を可能とする。ディスプレイは曲面や立体など多様な形状に組み合わせることで特殊ディスプレイの成形も可能である。また、面発光による発色が均一なため,視認距離に関わらず色再現性に優れ非常に美しく発光する。本研究は企業からの問い合わせも多く、製品化可能なモデルを開発することが急務である。本研究成果を量産化に結びつけることで,特許使用料や企業との共同研究契約など、大きな外部資金の獲得が期待できる。さらに特色的な社会実装にむけ、医療現場などでの使用も見込み、開発するLEDディスプレイによる生体反応を明らかにし、デザイン・工学・医学の研究エビデンスに基づいたディスプレイ開発を行う。本研究は徳島大学の世界的なプレゼンス向上に寄与する。

 
研究概要図


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研究者の役割分担 総合科学部・教授・平木 美鶴 <研究統括>
総合科学部・准教授・佐原 理 <企画・デザイン・産学連携・商品化>
技術支援部・技術専門職員・辻 明典 <企画・技術開発・産学連携>
教養教育院・講師・北岡和義 <実証実験・産学連携>
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