研究期間 | 2018/4/1 - 2020/3/31 |
研究課題名 | 【終了】腰部スポーツ傷害患者の早期競技復帰のための科学的根拠に基づいたリハビリテーションプログラムの確立 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、医学、終了した研究クラスター、臨床 |
SDGs | |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 後藤 強(病院、リハビリテーション部・リハビリテーション分野、理学療法士) |
所属する研究者氏名 | 後藤強(徳島大学病院 リハビリテーション部・理学療法士・リハビリテーション分野) 酒井紀典(徳島大学大学院医歯薬学研究部 運動機能外科学・准教授・脊椎脊髄疾患) 西良浩一(徳島大学大学院医歯薬学研究部 運動機能外科学・教授・脊椎脊髄疾患) 杉浦宏祐(徳島大学病院・医師・脊椎脊髄疾患) 佐藤紀(徳島大学病院 リハビリテーション部・特任講師・リハビリテーション) 加藤真介(徳島大学病院 リハビリテーション部・教授・リハビリテーション) |
研究概要 | 徳島大学病院では,平成29年10月に総合スポーツ医学センターを設立し,関連する診療科・部局が連携してスポーツ傷害に対応している.スポーツ傷害の中でも腰痛は,プロアマ問わず多くのアスリートが悩まされる.特に腰椎分離症(疲労骨折)および腰椎椎間板ヘルニアといった疾患は,手術治療を含んで長期にわたる加療が必要となることが多い.当大学整形外科学教室においては,これらの疾患に対する研究に長く携わっており,多くの患者が受診し加療されている. これらの疾患に対する診断・治療は飛躍的に進歩している一方,手術の有無に関わらず治療後の運動療法に関しては,未だ科学的根拠に基づいたプログラムは確立されていない.本研究クラスターの目的は,整形外科とリハビリテーション部を主な母体として,腰部スポーツ傷害患者の早期競技復帰のための科学的根拠に基づいたリハビリテーションプログラムを確立することである.本研究クラスターの利点としては,実際に診療にあたる専門医の意見を参考にでき,佐藤紀女性医師を交えることにより女性アスリート特有の事情を配慮した研究が可能であることなどが挙げられる. 以下に,実際の研究テーマを述べる.(1)3次元動作解析装置を用いた運動解析.既にダッシュ・自転車運動などが脊椎骨盤リズムに与える影響に関する研究は開始している.(2)新しい体幹トレーニング機器による体幹筋力増強効果,(3)女性アスリートのための適切なトレーニング法(アンチエイジング含める)の確立.などを3次元動作解析装置,筋力測定装置,筋電図,超音波を用いて測定し,研究・開発を進めていく. |
研究概要図 |
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研究者の役割分担 | 後藤強:研究の総括および結果解析 酒井紀典:研究の指導・解析・助言・論文指導 西良浩一:研究の指導・助言 杉浦宏祐:統計解析 佐藤紀:女性のため適切な運動療法の研究・解析 加藤真介:研究の指導・分析,動作解析 |