徳島大学の研究特集

1804003 生体材料の宇宙環境利用に関する研究を志向した 国際宇宙ステーション実験における要素技術の開発(鈴木良尚)

研究課題名 1804003 生体材料の宇宙環境利用に関する研究を志向した 国際宇宙ステーション実験における要素技術の開発(鈴木良尚)
カテゴリー 全てのクラスター、研究クラスター一覧、登録クラスター、薬学、創薬、工学、材料、バイオ、生物、理学、化学
クラスター長 鈴木良尚(大学院社会産業理工学研究部 理工学域 准教授)
所属する研究者氏名 所属する研究者氏名(所属・職名・研究分野)
鈴木良尚(応用化学系・准教授・結晶成長および結晶構造解析)
栁谷伸一郎(光系・助教・AFMおよび光学顕微鏡のその場観察)
薮谷智規(愛媛大学紙産業イノベーションセンター・教授・成分分析)
荒井康智(JAXA・主任研究員・宇宙実験運用)
永井正恵(JSF・研究員・宇宙実験コーディネート)
研究概要

現在、宇宙実験のトレンドの一つとして、火星などの太陽系惑星への進出を目指した様々な技術開発が盛んに行われている。その中で、生体材料の宇宙環境利用に関する研究は、人間自身の移住や、高純度医薬品の開発等に大変重要な役割を果たすと思われる。

鈴木が現在、PIとなっている、JAXAきぼう利用実験Advanced Nano Stepは、タンパク質結晶の高品質化メカニズムの解明と、その医薬品開発への貢献を目的とした宇宙実験である。そのためには、軌道上で成長するタンパク質結晶の成長界面を、二光束干渉計で観察し、結晶成長プロセスの詳細な解明を行う必要がある。2017年度に既に第一回のフライトを実施し、結晶成長過程のその場観察には成功しているが、長期間に及ぶ測定中に、再成長の不具合や、不定形沈殿の発生など、いくつかのトラブルが発生し、期待した成果を得るには至っていない。本年度の第二回フライトに向けた要素技術の見直しと、トラブルの対応が必須となっている。また、来年度、再来年度のフライトに向けての準備も必要である。

本研究クラスターでは、要素技術の問題点の洗い出しと、発生した不定形沈殿の同定および、第二回フライト、それ以降のフライトに向けた回収結晶分析技術の向上及びその予備実験に対する支援。特に、主戦力となる大学院生等による研究補助体制の確立を目指す。

研究概要図

生体材料の宇宙環境利用を志向.pdf

研究者の役割分担 研究者の役割分担



鈴木良尚:研究総括・結晶成長・結晶構造解析
栁谷伸一郎:共焦点微分干渉顕微鏡観察
薮谷智規:回収試料等成分分析
荒井康智:宇宙実験運用
永井正恵:宇宙実験コーディネート
研究期間 2018/4/1 - 2021/3/31