研究期間 | 2017/4/1 - 2020/3/31 |
研究課題名 | 【終了】難消化性食品成分による有害物質の制御と応用 |
カテゴリー | 全てのクラスター、研究クラスター一覧、終了した研究クラスター、バイオ、生物、栄養、バイオ |
SDGs | 3.保健 |
応募課題 | |
クラスター長氏名 | 横井川 久己男(大学院社会産業理工学研究部、食品微生物学、教授) |
所属する研究者氏名 | 小山 保夫(大学院社会産業理工学研究部・教授・バイオアセスメント学) 金丸 芳 (大学院社会産業理工学研究部・准教授・食品化学) 川上 竜巳(大学院社会産業理工学研究部・准教授・生物資源利用学) 酒井 徹 (大学院医歯薬学研究部・教授・公衆栄養学) 酒井 仁美(技術支援部・技術専門職員・栄養学) |
研究概要 | 食品には様々な難消化性成分が含まれている。納豆に含まれるポリγグルタミン酸等のアミノ酸系バイオポリマーは難消化性で食物繊維としての作用も知られている。その構造は複雑であり、分子質量、高次構造、グルタミン酸のDL比等が異なる多様な存在形態がある。申請者らは、食品に含まれる変異原性物質に対して、ポリγグルタミン酸は抗変異原活性を示すことを明らかにし報告した。また、ポリγグルタミン酸に志賀毒素吸着性があることを見出し、感染予防や治療に有用であることを最近になって報告した(研究業績1)。これは細菌毒素吸着性を示す食品成分として最初の報告例である。また、穀類や海藻類にも多様な難消化性多糖類が存在するが、構成成分の種類や比率においてそれぞれ多様な形態があり、細菌毒に対する吸着能も確認している。本研究では、細菌毒素や化学物質に対する難消化性食品成分の吸着活性を、それらの存在形態ごとに明らかにし、機能性表示食品や細菌毒素定量検査キットの開発を目的とする。 |
研究概要図 | |
研究者の役割分担 | 横井川 久己男:難消化性食品成分の機能解析・論文作成・研究総括 小山 保夫:化学物質の機能解析・論文作成 金丸 芳:難消化性食品成分の構造解析 川上 竜巳:難消化性食品成分のスクリーニング 酒井 徹:機能性表示食品の開発 酒井 仁美:難消化性食品成分の単離精製 |