徳島大学の研究特集

【終了】生体における活性イオウの生理機能解析とその臨床応用

研究期間 2017/4/1 - 2020/3/31
研究課題名 【終了】生体における活性イオウの生理機能解析とその臨床応用
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧医学終了した研究クラスター基礎バイオ生物バイオ
SDGs 3.保健
応募課題
クラスター長氏名 異島 優(大学院医歯薬学研究部・准教授・薬物動態制御学、薬物動態制御学、准教授)
所属する研究者氏名 異島 優(大学院医歯薬学研究部・准教授・薬物動態制御学)
石田 竜弘(大学院医歯薬学研究部・教授・薬物動態制御学)
奥平 桂一郎(大学院医歯薬学研究部・准教授・製剤分子設計学)
淺田 元子(大学院社会産業理工学研究部・講師・生物反応工学)
辻 大輔(大学院医歯薬学研究部・助教・創薬生命工学)
猪熊 翼(大学院医歯薬学研究部・特任助教・総合薬学研究推進学)
研究概要

   近年、生体での存在が明らかになったCys-SSH(システインに余分にイオウが結合したもの)に代表される『活性イオウ分子種』は、強力な酸化ストレス消去活性を介した生体恒常性維持に重要な因子であることが相次いで報告されている。これまでにクラスター長は、独創的な発想から生体成分中の活性イオウ定量法(臨床検体中の活性イオウ定量のキット開発を現在進行中)を確立させ、血清アルブミンに多量の活性イオウが付加していることやその量が病態より変動することなどを明らかにしており、循環血中の恒常維持メカニズムの解明に成功している。さらに、毛髪や皮膚に存在するケラチンや脂質にも活性イオウの存在を示唆する知見を有しており、これらの機能の理解は、紫外線や環境中の様々な酸化物質に対する生体防御系の解明のみならず、様々な酸化ストレス疾患に対する予防・治療戦略を考える上で極めて有用な知見となりうる。本研究は、『生体における活性イオウの機能解明』と『活性イオウを利用した薬剤開発』の2本柱で進めていく予定である。まず『生体における活性イオウの機能解明』に関しては、奥平(脂質研究者)・淺田(電子顕微鏡による構造解析研究者)・辻(オートファジーなどの細胞内研究者)との共同研究を、『活性イオウを利用した薬剤開発』に関しては、石田(リポソームDDS研究者)・猪熊(イオウ化合物合成研究者)に協力して頂く体制を整えており、当該研究課題が達成される可能性は高い。

研究概要図
研究者の役割分担 異島 優:研究統括、抗酸化活性評価、特許取得・事業化
石田 竜弘:活性イオウ封入リポソームの調製
奥平 桂一郎:脂質輸送タンパク質における活性イオウの機能解析
淺田 元子:毛髪ケラチンにおける活性イオウによる構造変化解析
辻 大輔:オートファジーや細胞死における活性イオウの機能解析
猪熊 翼:安定な活性イオウ化合物の合成
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