徳島大学の研究特集

【終了】電力設備及び超電導磁気浮上式鉄道用地上設備の診断技術の開発

研究期間 2017/4/1 - 2020/3/31
研究課題名 【終了】電力設備及び超電導磁気浮上式鉄道用地上設備の診断技術の開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧終了した研究クラスター工学電気電子
SDGs 7.エネルギー 9.イノベーション 11.都市
応募課題
クラスター長氏名 川田 昌武(大学院社会産業理工学研究部、電気電子系、教授)
所属する研究者氏名 [1]川田 昌武(大学院社会産業理工学研究部 理工学部門 電気電子系 電気エネルギー分野・教授・電気電子工学)

[2]コインカー パンカジ マドゥカー(大学院社会産業理工学研究部 理工学部門 光応用系 光機能材料分野・講師・材料科学)
研究概要

   電力の安定供給には設備の維持及び管理が重要であり,設備の絶縁状態(地絡,短絡を防ぐため)を把握するための診断技術の開発が必要とされている。本研究では,電力設備の絶縁部劣化予兆の一つである部分放電現象に着目し,その部分放電から放射される電磁波を受信することで,絶縁劣化箇所及びその状態を把握する研究を進める。
   本研究により,電力設備の運転を停止することなく,かつ,電力設備に触れることなく遠隔より絶縁状態を把握することが出来ることになる。なお,クラスター長(川田)は,昨年10月12日に首都圏で発生した大停電(新座洞道火災事故による首都圏大停電)を受けて,平成29年1月末より東京電力パワーグリッド株式会社殿との共同研究を進めており,今年度も継続中である。同時に同社・新座洞道火災事故検証委員会委員として昨年10月末から今年3月まで事故検証を行うとともに,今後の対策案を同社殿へ提案した。
   また,公益財団法人 鉄道総合技術研究所殿との共同研究(超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの絶縁診断技術に関する研究)をこれまでに実施しており,現在,新規の関連する共同研究を開始するための打合せを実施している。
   本研究課題はこれらの共同研究を実施するための基礎研究となる。また,日本,米国,中国,インドと国際色豊かな研究クラスターを目指すことを予定している。

研究概要図
研究者の役割分担 [1]川田昌武 総括
電力設備及び超電導磁気浮上式鉄道設備の診断技術開発
[2]コインカー パンカジ マドゥカー
太陽電池の発電メカニズム及び経年劣化解析
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