徳島大学の研究特集

【終了】周産期からの包括的子育て支援システムの構築

研究期間 2017/4/1 - 2020/3/31
研究課題名 【終了】周産期からの包括的子育て支援システムの構築
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧医学終了した研究クラスター保健
SDGs
応募課題
クラスター長氏名 橋本 浩子(大学院医歯薬学研究部、子どもの保健・看護学分野・小児看護学)、准教授)
所属する研究者氏名 岡久 玲子(大学院医歯薬学研究部地域看護学分野・准教授・地域看護学)
谷 洋江(大学院医歯薬学研究部地域医療人材育成分野・特任教授・家族看護学)
増矢 幸子(大学院医歯薬学研究部地域医療人材育成分野・特任助教・家族看護学)
岸田 佐智(大学院医歯薬学研究部女性の健康支援看護学分野・教授・母性看護学)
福岡 美和(大学院医歯薬学研究部生殖更年期学分野・助教・母性看護学)
高橋 久美(大学院医歯薬学研究部子どもの保健・看護学分野・助教・小児看護学)
森 健治(大学院医歯薬学研究部子どもの保健・看護学分野・教授・小児神経学)
二宮 恒夫(徳島大学名誉教授・小児心身医学)
研究概要

   子育てに不安やストレスを抱える家族が増加するなか、妊娠期から継続した切れ目のない支援の充実は急務の課題であり、周産期医療、地域母子保健、保育それぞれの特性を活かした支援のあり方が求められている。本研究は、「子どもの心の問題発症予防研究」(平成24~27年度)で取り組んだ研究成果を基に、地域の現状に焦点を当てた支援方法を考案し、周産期からの包括的な子育て支援システムを構築することを目的とする。地域の特性に適した支援が模索されている中、本研究成果は徳島県の子育て支援に活用できると考えられる。具体的には、以下の内容を含む。
1.周産期において支援が必要な家族のアセスメント方法の確立
   妊娠期から産後まで継続した関わりの中で、家族関係や母親の心身の変化を迅速に把握し支援につなげるための、アセスメント方法を確立する。
2.母子保健活動においてレジリエンス概念を活用した母親への支援
   母親のレジリエンス(困難や苦境を跳ね返し適応していく力)に着目し、様々な状況にあっても母親自身が力を発揮できるように支援を行っていくためのアセスメント方法や、支援プログラムについて検討する。
3.幼児期の子どもへの箱庭あそびを用いた支援の確立
   子どもにとって遊びは、楽しみであり、また自分の感情を表現できる機会でもある。箱庭を用いた遊びを通して、子どもが感じている不安やストレスを理解し、支援していくための方法について検討する。

研究概要図
研究者の役割分担 橋本 浩子:研究総括、包括的子育て支援システムの構築
岡久 玲子:母子保健活動においてレジリエンス概念を用いたアセスメントの実施・評価と支援プログラムの作成
岸田 佐智:母子保健活動におけるレジリエンス概念を用いたと支援プログラムの作成
谷 洋江:周産期におけるアセスメントガイドライン作成
増矢 幸子:周産期におけるアセスメント項目の作成・実施
福岡 美和:周産期におけるアセスメント項目の実施・評価
高橋 久美:箱庭あそびを用いた支援の実施
森 健治:箱庭あそびを用いた支援の評価
二宮 恒夫:箱庭あそびを用いた支援ガイドラインの作成
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