徳島大学の研究特集

1702007 空気圧駆動系を用いたリハビリテーション支援システムの開発(高岩昌弘)

研究課題名 1702007 空気圧駆動系を用いたリハビリテーション支援システムの開発(高岩昌弘)
カテゴリー 研究クラスター一覧、重点クラスター、医学、臨床、工学、機械
クラスター長 高岩昌弘(徳島大学大学院社会産業理工学研究部・教授・機械システム)
所属する研究者氏名 加藤真介(徳島大学病院リハビリテーション部・教授・リハビリテーション,整形外科)
佐藤紀(徳島大学病院リハビリテーション部・特任講師・リハビリテーション,整形外科)
橋本一郎(徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学・教授・形成外科)
安倍吉郎(徳島大学大学院医歯薬学研究部形成外科学・准教授・形成外科)
山崎裕行(徳島大学病院・医員・形成外科,美容外科)
松久宗英(徳島大学先端酵素学研究所糖尿病臨床研究開発センター・特任教授・糖尿病)
研究概要

超高齢化社会である我が国において,高齢者の生活の質の維持・向上は重要な課題であり,身体機能の向上に向けたリハビリテーションの重要性は高い。本研究クラスターでは空気圧駆動によるロボット技術を導入した高機能型リハビリテーションシステムの開発を目的とする。空気圧駆動系は動作媒体である空気の圧縮性に起因する低剛性特性により,機構的な柔軟性を有するとともにバックドライブ特性が緊急回避等の安全動作として機能するなど高い人間親和性が期待できる。本クラスターでは以下に示す2つの課題を開発対象とする。

  1. 拘縮した手指の伸展機能を有するリハビリテーション装置の開発

脳卒中患者の拘縮予防は術後の早期社会復帰に不可欠であるが,長時間の徒手動作が要求されるため療法士の負担が大きい。開発するリハビリテーションシステムでは手首および手指の伸展における療法士の徒手動作を再現する機能の実現と,回復度合いを定量的に評価するための仕組みについて検討する。

  1. 神経障害性糖尿病足病変に対する歩行支援装置の開発

 神経障害性糖尿病足病変は,糖尿病により下肢の運動・知覚神経が障害されるために足部に運動障害や変形を生じ,足底に圧迫による皮膚潰瘍を発症する病態である。本クラスターでは空気圧エネルギーによる背屈支援機能を備えた歩行支援シューズの導入により踵接地を促し,足底荷重を分散することで皮膚潰瘍を予防する手法について検討する。

研究概要図

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研究者の役割分担 高岩昌弘:研究の指導と分析・統括,リハビリ機器および歩行支援シューズの開発
加藤真介:研究の指導と分析・統括,リハビリ機器開発の助言,訓練動作の実施
橋本一郎:研究の指導と分析・統括,歩行支援装置開発の助言,支援手法の提案と検証
松久宗英:研究の指導と分析,糖尿病患者の筋力や栄養状態の分析
安倍吉郎:研究の指導と分析,歩行データの収集と分析
佐藤 紀:研究の指導と分析,リハビリ機器開発の助言,訓練動作の実施
山崎裕行:研究の指導と分析,歩行データの収集と分析
研究期間 2018/4/1 - 2020/3/31