重点クラスター「工業応用展開を可能とする最先端レーザ応用計測技術/装置の開発」を実施中の大学院社会産業理工学研究部 出口 祥啓 教授らの研究成果がEnergy and Fuelのカバーピクチャーとして採用されました。
出口教授らは、電力中央研究所、西安交通大学などの研究機関と連携し、独自に開発した2段サイクロンレーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)の応用研究に取り組んでいます。本論文では、2段サイクロンLIBS測定システムと1 nsパルス幅レーザーを組み合わせた方法を使用して、石炭灰中の炭素含有量計測におけるCO2影響を除去することに成功しました。本成果により、火力発電所の石炭灰中の炭素含有量のリアルタイム測定の実現可能性と検出能力改善が実証されています。本成果はEnergy &Fuelsのカバーピクチャーとして採用されました。カバーピクチャーは、最先端レーザ計測技術が火力発電所の効率化に寄与するイメージを示しています。
▼論文は以下のURLより閲覧できます。
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.energyfuels.9b01161
▼カバーピクチャーは以下のURLより閲覧できます。
https://pubs.acs.org/toc/enfuem/33/8