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日本機械学会第28回バイオフロンティア講演会が開催されました。(2017年10月28,29日開催)

 この度,2017年10月28日(土),29日(日),徳島大学常三島キャンパスにおいて日本機械学会第28回バイオフロンティア講演会(バイオエンジニアリング部門企画・松本健志実行委員長(理工学部機械科学コース))が開催されました.

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 本講演会は,大学院生ならびに若手研究者が中心となって学術講演発表を行い,独自の発想に基づいたアイディアなども気軽に提示し合う大らかで自由闊達な議論の場を提供することを趣旨としております.台風22号の接近に伴うあいにくの空模様にも関わらず全国各地より138名の方にご参加いただき,二日間にわたって79件の学術講演発表とそれに対する活発なディスカッションが展開されました.
 本年で創立120周年を迎える日本機械学会には現在,22の分野別部門がありますが,バイオエンジニアリング部門は1987年設立の若い部門であり,機械工学の観点から生体を理解し,社会に役立つ応用を目指す,医工連携の先駆けとして活動してきました.折しも徳島大学では,医工連携を研究戦略の一つとして推進しており,本講演会でもその取り組みの一つとして,徳島大学大学院医歯薬学研究部の坂根亜由子先生によるキーノート講演を企画しました.「一分子の構造変化による集団的細胞運動の制御」と題する先生のご講演は,運動という観点から機械工学の基礎である力学と関連があり,講演終了後には多くの聴講者より質問が飛び交い,非常に活発なディスカッションが行われました.
 また,第一日目の夜に開催された懇親会では,佐々木理事のご出席を賜り,ご挨拶の中で本学の医工連携への取り組みについてもご紹介いただきました.余興では阿波おどり振興協会所属うずき連による阿波踊り披露のあと,参加者への阿波踊りレクチャーがなされ,フィナーレは全員で円になって踊るなど大変ご好評をいただき大いに盛り上がりました.

 最後に,大盛況のうちに無事講演会を終えることができましたことについて,関係の皆様に深く感謝申し上げます.以上,講演会開催報告とさせていただきます.

(実行委員会幹事・理工学部機械科学コース 佐藤克也)

 

【関連リンク】 一般社団法人日本機械学会 第28回バイオフロンティア講演会

 

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