平成29年11月14日に統合的がん創薬研究クラスター特別セミナーを下記のとおり開催致しました。
■開催概要
日 時: 平成29年11月14日(火)17:00~18:30
会 場: 徳島大学 蔵本キャンパス 先端酵素学研究所B棟交流ホール
演 題: 「データ統合と多階層モデリングによる創薬の効率化」
演 者: 水口 賢司 (みずぐち けんじ)先生
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
バイオインフォマティクスプロジェクトリーダー
創薬デザインセンター インシリコ創薬支援プロジェクトリーダー
主 催: 先端酵素学研究所 プロテオゲノム研究領域 ゲノム制御学分野
参加人数: 40名
■主な内容
創薬バイオインフォマティクス及び計算生物学研究にかかる最新の知見・技術への理解を深めるため、共同研究プロジェクトをすすめている医薬基盤・健康・栄養研究所より水口賢司先生を迎え、データ統合と多階層モデリングによる創薬の効率化をテーマにご講演いただきました。
当日は悪天候の中、教職員、研究員、学生等、総勢40名の参加があり、最新研究の動向に対する関心の高さがうかがえました。ご講演では、統合データ解析を用いた創薬ターゲットの選択・評価手法から新薬開発支援戦略等、実際の事例を交え解説下さり、講演終了後も水口先生への個別の質問が続くなど、本学でのバイオインフォマティクスの必要性・重要性を強く感じつつ、盛況のうちに幕を閉じました。
最新の研究成果・動向について、それらに関わる研究者から直接話を聞き学ぶ機会をつくることは重要かつ欠かせない取り組みです。今後も当研究室にて進行中の研究について広く紹介するとともに、教育研究支援の一環として、随時セミナー等を開催してまいります。
(報告者:先端酵素学研究所 プロテオゲノム研究領域 ゲノム制御学分野 片桐豊雅)
【関連リンク】
▽水口賢司研究室HP
http://mizuguchilab.org/ja/
▽片桐豊雅研究室HP
http://www.genome.tokushima-u.ac.jp/dgm/