平成30年4月10日に医工連携クラスター講演会を下記のとおり開催致しました。
■開催概要
日 時: 平成30年 4月 10日(火)18:00~
場 所: 蔵本キャンパス 医学基礎A棟1階 第一カンファレンス室
主 催: 平成29年度重点研究クラスター
「グラフェニクスのための高感度センサ・テラヘルツ光発光素子の開発(代表者:永瀬 雅夫)」
徳島大学医工連携クラスター(代表:安井 武史)
参加人数: 19人(学生1人を含む)
■主な内容
細胞と光の相互作用という観点から学内医工連携研究を加速することを目的に、医歯薬学研究者が多く在籍する蔵本キャンパスにおいて、理工学系研究シーズの紹介を行いました。今回は、古部昭広教授(大学院社会産業理工学研究部情報光系)から可視光や近赤外光が利用可能なプラズモン光触媒とバイオ応用の可能性について講演を頂き、引き続いて柳谷伸一郎助教(大学院社会産業理工学研究部情報光系)よりナノ光加熱や皮膚レーザーダメージに関する研究成果を紹介頂きました。
セミナーには、医工両分野の教職員や学生を中心として総勢19名の参加がありました。質疑応答では、最先端の理工学系研究シーズに対して、医学や医療という観点からの質問も多く、医工連携研究に対する関心の高さを感じさせると共に、中身の充実した講演会となりました。
今回のような蔵本キャンパスにおける理工学系研究シーズの紹介や、逆に常三島キャンパスにおける医学系研究ニーズの紹介を定期的に行うことにより、学内の医工連携研究の風通しをよくしてお互いを理解し医工の溝を埋めてていくことが、将来的に医工連携研究の強化に繋がってくのではないかと期待しています。
(報告者:大学院社会産業理工学研究部 機械科学系 安井 武史)