学生のつぶやき

学生のつぶやき

動機編 & 博士課程のここが推し編

壁新聞編集部は、謎に包まれている博士後期課程学生の実態を探るため、数名の博士後期課程学生を集めてグループインタビューを実施しました。就活や進路に加え普段の暮らしぶりまで、皆さんのつぶやきを、テーマごとにご紹介していきます。

動機編

企業に就職よりも

研究の方が面白そう!

キャリアとして

特別感があり魅力的!

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建設系ではほとんどの学生が博士前期課程修了後に就職するのですが、それよりも大学での研究の方が面白そうに感じていました。研究室の先輩学生から話を聞いたり、尊敬する指導教員から勧めていただいたこともあり、博士後期課程への進学を決めました。他の研究室に進んでいたら、博士後期課程には進んでいなかったです。
(建設系D1)
自分は暗記や試験は苦手でしたが、レポート課題や博士前期課程での研究を通して、大きな問題一つをじっくり解くことは得意だと気付いていました。加えて、他人と違う特別感のあるキャリアを積みたい意識もあって進学しました。
(情報系D2)
理工学系と歯学系とでは、博士課程に進む理由が全然違いますね。歯学系の私は、研究というより専門知識を身につけるために博士課程に進みました。博士号の有無は年収にも直結しますので、歯学系では私のような進学動機の方が多いと思います。
(歯学系D1)
博士課程に進むきっかけは指導教員の影響が大きかったです。博士前期課程のときには企業から内定をもらっていて正直迷いましたが、企業で3年間働くよりも、研究者としてだけでなく人としても素晴らしい先生のもとで3年間学びたいと思いました。もちろん、研究が楽しくてもう少し続けてみたいと思えたのも理由の一つです。
(保健系D1)

博士課程のここが推し編研究に没頭できて、ワクワク体験も増えた!

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博士後期課程は授業がないため研究に集中できるのがいいですね。工学的デザインセンスが身について、プレゼン能力、見せる能力も向上したと思います。
(情報系D2)
時間の使い方の自由度が高いのが嬉しいです。自分がやりたいこと、挑戦したいことを組み立ててトライしていく研究スタイルが気に入っています。
(建設系D1)
他分野との共同研究を通じて歯学系以外の分野の学会に参加する機会をいただき、専門分野以外の研究者の方との交流を通じて世界が広がりました。これは博士課程で研究をしないと得られない経験です。
(歯学系D2)
講義も少なく研究に集中できることに加えて、いろいろな出会いの中で自分の興味が広がります。学会発表の機会も多くなり、ワクワクできる機会が増えました。

(保健系D1)
責任は伴いますが、研究に対する自由度が広がりました。週に1回学外研究機関に出向き業務の手伝いをしたり、学会で出会った学外の先生とも研究をしたり、博士前期課程ではできなかった経験ができて充実しています。
(電気電子系D1)