徳島大学の研究特集

歯周病の重症化が心血管系疾患を惹起する遺伝科学的メカニズムの解明と予防法開発

研究期間 2022/10/20 - 2025/3/31
研究課題名 歯周病の重症化が心血管系疾患を惹起する遺伝科学的メカニズムの解明と予防法開発
カテゴリー 全てのクラスター研究クラスター一覧登録クラスター医学基礎臨床歯学
SDGs 3.保健
応募課題

現状ではミッション実現クラスターとは直接リンクしないが、新たな重点研究領域につながる、萌芽・独創的な研究課題

クラスター長氏名 高石 和美(大学院医歯薬学研究部、歯学域、准教授)
所属する研究者氏名 川人 伸次(医歯薬学研究部口腔科学部門・歯科麻酔科学分野・教授)
木下 浩之(医歯薬学研究部口腔科学部門・歯科麻酔科学分野・専門研究員)
湯本 浩通(医歯薬学研究部口腔科学部門・歯周歯内治療学分野・教授)
工藤 保誠(医歯薬学研究部口腔科学部門・口腔生命科学分野・教授)
毛利 安弘(医歯薬学研究部口腔科学部門・口腔生命科学分野・講師)
西川 美佳(大学院口腔科学研究科口腔科学専攻・歯科麻酔科学分野・博士課程大学院生)
髙田 真里菜(大学院口腔科学研究科口腔科学専攻・歯科麻酔科学分野・博士課程大学院生)
研究概要

歯周組織の慢性炎症は全身炎症性反応を惹起し,血管病変や悪性腫瘍,生活習慣病と関連性をもつ。しかし,歯周炎の重症化が血管病変を促進する機序について詳細は未だ明らかにされていない。超高齢化社会を迎えた我が国では、歯周炎による全身疾患への影響は喫緊の重要解題と考える。歯周病の病態は,高齢になるまで寛解状態を示す例や,骨破壊を伴う歯周炎へ急激に進展し悪化する例など様々である。また,アテローム硬化性血管病変患者の多くが歯周病に罹患しているのに対し,成人の約8割が罹患している歯周病患者の全員が,手術や他の治療を必要とする心血管疾患を発症するわけではない。本研究では,歯周病が冠動脈疾患をはじめとする血管病変を促進させる機序および体血管機能低下を促進する因子を明らかにすることにより,歯周病関連全身疾患の予防法を開発することを目的とする。本研究は,博士課程大学院生の積極的参画を促し,すべての人に健康と福祉を提供する持続可能な開発目標をもつ。

研究概要図


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研究者の役割分担 高石 和美:研究統括,培養ヒト冠動脈内皮細胞での歯周病病原菌由来炎症反応惹起,網羅的遺伝子発現解析
川人 伸次:文献的考察,臨床研究
木下 浩之:文献的考察,歯周病モデル動物開発
湯本 浩通:文献的考察,歯周炎重症度判定, 臨床研究
工藤 保誠:炎症反応関連遺伝子に関するRNAシークエンス解析およびタンパク質発現解析
毛利 安弘:歯周炎重症化関連各遺伝子のRNAシークエンス解析
西川 美佳:血管内皮細胞および歯肉線維芽細胞培養,統計解析
髙田 真里菜:血管内皮細胞および歯肉線維芽細胞培養,統計解析
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